Subbacultcha

「サブカルチャー」という括りの下、文学・芸術・漫画・映画等について述べます。

2016年8月2日火曜日

サブカルクソ野郎が古本屋になろうと思う - 1


書肆鯖の出店情報】2016/08/07(日) 友朋堂書店一箱古本市@茨城・つくば。「忘れらんねえ夏になるヤツ」をテーマに一箱持って行きます。 続報・詳しくはこちらを。

2016/08/14(日) 海の見える一箱古本市@香川県・高松市 北浜alleyレンガ広場。それに伴い、11〜14日は注文はお受け出来ますが、発送はそれ以降になります。お盆なので「幽霊の本」を持って行きます。続報・詳しくはこちらを。

2016/08/18(木)〜8/22(月) 渋谷モノノケ市@東急ハンズ渋谷店。会期中は怪奇系の在庫確認・販売が遅れるかと思います。ご了承の上、ご注文宜しくお願いします。続報・詳しくはこちらを。



恥の多い生涯を送って来ました。
小学生の頃はムツゴロウさんに憧れて、動物に関わる仕事がしたい、と思って動物園の飼育係になりたい、と思っていたのです。が、算数が出来ない、数学が出来ない。もう文系に逃げ込んでいくしかない、と思った時に、今度は本に関わる仕事がしたい、なんて思って、作家になりたい、編集者になりたい、とかなんとか思っていたら色々手詰まりになって、会社員になったのですが、なんかもう、どんな職種やってっても「会社員」だったら同じことの繰り返しだな、みたいに思ってしまう極致に至り、辞めることにしました
何者にもなれない、選ばれなかった僕ら、ストレンジカメレオン、は何をして喰っていくのか。
この部屋に膨大に積み上がる本で、喰っていけたらいいな。と思って古本屋を始めることにしたのです。

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なので、それに関わる自分の考えとか、具体的に何を今やってんのか・やるべきか、みたいのを、せっかくブログ持ってるので書き連ねていこう、と思いました。
決して成功者の話ではないので真似したら喰っていけるぞ!とかのまとめではないです。

●俺は本や漫画を読むのが好きなのか?
きちんと数えてみたことがないのですが(というか多分棚卸しとかしないといけない筈なのでこれから把握せねばいかんと思うのですが)、多分部屋の中にある本を全部合わせたら2,3000冊くらい?で、古本屋(書肆鯖)のサイトに1089点登録した、と記録されてるので、自サイトの現在庫が多分600〜700冊くらい。ちなみに現時点でほぼ黒字に出来てません。
とはいえ、当月が会社を、仕事を辞めて、丸々打ち込める最初の月なので、この月の結果次第だろ、と楽観的に事態を見ています。自分でもヤバいと思っているけれども仕方ないね。で、多分その本を買ったお金をきちんと貯蓄していれば、お店を開けるだけの金額になっていたのではないか、という悪寒。そう、現在の貯金額はお店を開けるほどは、無い。どこまでかは分かりませんが、ネット専門でしばらく食いつないでいき、某かの条件が噛み合ったらお店持てたらいいなー、というこれも楽観。経営者にあるまじき楽観。
だが、本の数はある。弾がある。…弾数にせず、きちんと回転させるべきだろ、と今セルフツッコミしているのですが、まぁそれはそれとして、その弾たち、手に入れた時点で満足してるヤツが7割くらいありそうなんですよね
俺は何にお金を注ぎ込んでいたのか?
多分、満足感・多幸感にお金を使っていたんではないかな、と。…完全にヤク中の論理!!!

・モノとしての本が好き。
・人の持ってないモノを自分が持っているのが好き。
・出来ればその内容をきちんと把握して、それを人に勧めてリアクションを見るのが好き。
・自分の知らない物事を知るのが好き。

自分は本の何が好きなんだろう、と考えてみたところ、上から下の様な理由が出て来たのですが、コレは上から下へと自分が本を買う理由の順位そのままになっている気がします。
やっぱりモノとして手に入れたい、という所有欲・物欲が一番に来る。でもそれを自分しか持ってないんだったらより嬉しい、という他者がすぐに入り込んで来る。多分地球上に人類が俺一人だけになってしまったら、多分熱心に本を手に入れようとはしないんだろう。知識欲も勿論ある。が、それも「他人」が居てこそ、だと思う。
コミュニケーションツールとしての本。所有欲を満たしてくれる古本。
手に入れる、満たされる、自慢する、横に流す。
「コレクター」になりたい訳ではないことを自覚する、ってところから、まず俺の思う古本屋がスタートする、んではないかと思います。

また書きます。

その2
その3

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